迎春記

しがないゲイの日常

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2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

#19_朝井リョウ『世界地図の下書き』ひとこと感想

両親を事故で失った小学3年生の太輔が、児童養護施設で様々な出会いを通じて将来への新たな希望を見出していくお話。自分も小学生だった頃のことをたくさん思い出しました。まだ自分の気持ちをうまく言葉にできなかったあの頃のことを。 2021/2/27読了

#18_ 佐木隆三『身分帳』ひとこと感想

刑期満了で刑務所を出た元殺人犯が、周囲と衝突を繰り返しながら社会復帰を目指す物語。すごいのがこれがノンフィクション小説ってとこ。これを書くのにも色んな衝突があったんだろうなと思わせる濃い内容。ちなみに役所広司主演で近日映画化予定。 2021/2/2…

#17_ ロバート・A・ハインライン『夏への扉』ひとこと感想

近日、山崎賢人主演で映画化予定の名作SF小説。これをまさかの日本で映画化ってのが気になり過ぎる。ストーリーは王道タイムトラベル物って感じで(これが"オリジナル"かもしれないけど)、長年愛されてきた理由がわかる面白さ! 2021/2/21読了

#16_ 市川裕_竹中充生『ユダヤの格言』ひとこと感想

ユダヤ人が人生の指針にしてきた教典「タルムード」からの格言が集められた1冊。文化の違う比喩もあったけど、解説付なのでその教訓もわかりやすかった。 2021/2/16読了。

迎春日記(1年目)傑作選

こんにちは!しゅんです。僕がTwitterで始めた日記(#迎春日記)が、このたび1周年を迎えました。そこで、この1年間で特にいいね数の多かったツイートを抜粋してみます(いいねが多かったって言っても、"アンインフルエンサー"な僕のアカウントですから、10いい…

#15_湊かなえ『夜行観覧車』ひとこと感想

高級住宅街で発生した家庭内殺人。被害者は父親。加害者は母親。踏ん張って溜め込んでいた負の感情は、日常の何気ない一言で表面張力が解かれたように瓦解してしまう。突然元の日常には戻れなくなった子供たちは、事実を知るとある決断を下す。 2021/2/13読了

#14_湊かなえ『山女日記』ひとこと感想

悩める女性たちが山登りをする連作短篇集。山を登って降りてきたからといって、悩み事がなくなるわけじゃない。だけど悩みとの向き合い方を変えるきっかけを作ってくれるのかもしれない。読後感爽やかな一冊です。各話間の繋がりも気持ち良い。 2021/2/10読…

あやうく切るところだった

ドラマ『パンとスープとネコ日和』の中で、小林聡美演じる「アキコ」が、加瀬亮演じる寺の若住職「フクサコ」にこう語るシーンがある。 「時間は知らない間に、人や場所を変えるような気がします」 この言葉にどれだけ救われた思いがしただろうか。 ゲイデビ…

2021年1月に読んだ本まとめ(読書メモ#8~#13)

こんにちは。しゅんです。今日は僕が1月に読んだ本のご紹介です。良かったらチェックしてみて下さい^_^ 阿佐ヶ谷姉妹『阿佐ヶ谷姉妹ののほほん二人暮らし』 【8冊目】#阿佐ヶ谷姉妹『#阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』#読了。大好きな阿佐ヶ谷姉妹のエ…