東京体育館で水泳の練習をする。2月の中旬に謎の高熱が出て以来プールは行っていなかったので、泳ぐのは1か月振り。泳げなくなってるだろうなと思っていたが、タイム自体はさほど変わっていなかった。
パーソナルトレーニングしてくれている恋人から、今回も"右向きにブレスしている時に伸ばしている左腕が下がるのが早い"ことを指摘された。水泳を教わるようになってから毎回のように指摘されているのだが、未だに感覚がつかめない。自分でも腕が下がっているのはわかる。でもこちとら左手を伸ばすことよりも息を吸うことで必死だ。「右腕が戻ってきてから左腕をかき始めるくらいの意識にしたら？」と言われたので次回試してみる。
恋人の説明曰く、腕の１ストロークの中で、胸・肩・背中それぞれの筋肉が順番に収縮していくらしい。「水を"かく"というよりは"つかむ"感じなんだよね」と感覚の話をされても、それは出来る人にしかわからないことなんだよなぁと思いながら聞く。今は"かく"というよりも"かき分けて"いる。小舟をこぐオールに近い。柔軟性の無い硬直した１本の棒を使って、それよりはるかに大きな"船体"たる胴体を必死に前に進めようとしている。結果、泳いだ後は大円筋狙いのケーブルプルオーバーをやった後のような筋肉疲労がある。もはや水泳ではなく筋トレなのかもしれない。悪くない。
プールを離脱した後、スーパーで買い物をして帰宅。凝ったものを作るのが面倒だったので、牛肉と半額になっていた寿司を買った。また「ステーキを焼くなら付け合わせでマッシュポテトを食べたい！」と私が言って、カルディで粉末のポテトフレークも購入。初めて買ったのだが、牛乳と混ぜるだけなのに本当のジャガイモのような食感になったので感心する。ただ1箱全て作ったらとんでもない量が出来上がってしまい、どちらかというとマッシュポテトの付け合わせにステーキがのっているような一皿になってしまった。「使う材料 : 牛乳800ml」の時点で、出来上がる想定量に気付くべきだった。
