迎春記

しがないゲイの日常

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お盆日記2023(前編)

長いお盆の休みもいつの間にか折り返しを過ぎて、徐々に仕事の影がちらついてきました。早いような気がしますが、中だるみで暇でもあるのでブログ書きます。

前半の8月13日から15日にかけは帰省をしていました。今年のゴールデンウィークは帰らなかったので、実家に帰るのは年末年始ぶり。兄夫婦もタイミングよく帰って来ていたので、最近2歳となった甥っ子とも久しぶりに会うことができました。

甥っ子のことは可愛いとは思うのですが、正直1歳までは人間というよりも、"動物"みたいに思っていました。突然笑ったり、泣いたりするし、発する言葉も「うー!」だの、「あー!」だの鳴き声ばかり。それが今回会ってみると急に"人間"っぽくなっていたんです。相手とコミュニケーションを取りたい!という意思が伝わってくるというか。

それに気が付いたのは私が絵本を読んであげていた時のことです。突然、甥が私に向かって

「くぅず!くぅず!」

と言い始めました。絵本にテンション上がっているのかなと「面白いでちゅねぇぇぇ」と適当に流していたところ、私の慣れない赤ちゃん語が気色悪かったのか、甥は語気を強めて「くぅず!くぅず!」と訴えかけてきました。あれ......もしかして君......本当に「クズ」って言ってる......?

戸惑う私に気が付いた義姉が真相を教えてくれました。

「あ"クイズ"やりたいみたいだから適当に問題出してあげてー」

あ!くぅず=クイズなのか。お義姉ちゃん、すごい!私、クズじゃない!

それからは絵本に出てくる図形を見せながら、「四角形はどれかなぁ~?」「大きいのはどっちかなぁ~?」「黄色はどれかな~?」と言って問題を出すと、急に笑顔になった甥が楽しそうに正解を指さすようになりました。か、かわいい。甥っ子と初めての言葉のキャッチボール。感動しました。

兄夫婦は14日に帰る予定だったので、甥っ子と過ごせたのは2日間しかありませんでしたが、何とか2日間で自分のことを印象付けようと、クイズ遊びの他にも一緒にミニカーで遊んだり、お絵かきをしたりして過ごしました。

乗り物の絵本で「フォークリフトはどれかな~」と難問を吹っ掛ける私と正解する甥

甥っ子に「消防車」を描くように言われたものの既になんか違う私

2日間とはいえ、これだけ一緒に楽しく過ごせばきっと顔と名前くらい覚えてくれたはず。2歳にして「フォークリフト」だってわかるんですから。さらに、甥に私のことを印象付けようと気を遣ってくれたのか、兄夫婦との別れ際に義姉が甥に向かって「このお兄ちゃん誰だっけ~?」というクイズ(超簡単)を出してアシストまでしてくれました。すると私を指さした甥っ子が、大きな声で言ったんです。

 

「じぃじ!!」

 

不正解だよっ!!!

 

......といった具合ですので、次回会った時も初対面の前提で臨むつもりです。

 

お盆休み最後の土日は、山形県鶴岡市で開催される「赤川花火大会」に行く予定です。今年は最初で最後の花火。楽しみです。