迎春記

しがないゲイの日常

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赤川花火大会に行ってきた

山形の鶴岡市で開催される赤川花火大会に行ってきた。去年に続き2回目。メンバーも去年と同じで、友人F、Jのカップルと我々カップルを合わせた4人で枡席を取った。
(↓去年の様子はコチラから)

私にとっては今年の最初で最後の花火になる見込みで、"2024年夏っぽいこと"を一身に背負う一大イベントだったのだが、当日までは実現の危ぶまれる気象イベントが続き、気が気ではなかった。

7月末。Fが「大雨で山形新幹線一部運休8月中旬まで」というYahooニュースのリンクを送ってきて最初の動揺が走った。記事を良く読んでみると、運休になったのは山形以北、山形~新庄間の区間だったので、東京からのアクセスには影響ないことが分かったのが、無意識に考えないようにしていた「もし雨が降ったら......」という不安がリマインドされたような思いだった。2年前の雨の大曲花火大会がフラッシュバックしてくる。

フラッシュバックした映像(2022年の大曲花火大会にて)

その運休区間がようやく復旧したと思ったらやって来たのが「台風7号」である。日本の南の沖で発生した"非常に強い"台風は、小笠原諸島に沿ってまっすぐ関東へ北上してきた。鶴岡市は大丈夫そうだったのだが、そこに辿り着くまでのアクセス手段が怪しい。出発前日の金曜日、東海道新幹線は東京~名古屋間で終日の計画運休が発表され、山形新幹線も一部運休が出た。

恋人と私の2人だけの旅行だったら「行けなかったら家でゴロゴロしてよ」くらいで簡単に諦めることができるのだが、友人との旅行とあってそんなゆるい発言は誰も口にしなかった。最終的に「もし新幹線が止まったら東京でレンタカーを借りて山形まで行こう」という夏休み最後の土日に突っ込むにはあまりにカロリーの高すぎるプランBまで俎上に載せられ、いよいよ私は浮足立ってきた。

 

そんな感じでギリギリまでドキドキしながら当日を迎えることになったのだが、結果的に当日の山形新幹線は通常運行された。台風7号は千葉の外房にはじかれるようにして東にそれていったようである。

こうして我々は無事に東京を出発でき、16時前には会場のある鶴岡市に到着した。現地のスーパーなどでお酒と食料を買い込み17時半頃に会場入り。

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2m四方の枡席は広さ十分で、2列ごとに通路用の広い間隔があり、トイレなどで席を立つ際も出入りしやすい。屋外で飲み食いするのはあまり好きではないはずなのに、この花火前の宴はとても快適だった。そんな快適さに加えて、スーパーのお惣菜と合わせて買ったケンタのレッドホットチキンが思ったよりもしっかり辛くて、強くもないのにお酒をグビグビと飲みすぎてしまった。結果すっかり出来上がる(下図)。

図. すっかりできあがった筆者

あと、今回折りたたみできる小さいテーブルとパイプ椅子に固定できるドリンクホルダーを持っていったのだが、これがとても役にたったのでご紹介。

花火観賞に役立ったギア

19:15、開演。花火は当然のように良かった。風向きによっては破片が飛んでくる距離感も、音楽にシンクロさせて打ち上げるミュージックスターマインのプログラムも最高。自分の知らない曲のプログラムでも感動モノなのだが、今回は自分の好きな宇多田ヒカルの『First Love』やMrs. GREEN APPLEの『僕のこと』が使われるプログラムもあり嬉しすぎた。

今回の赤川花火旅行の反省点としては、山形観光の情報収集が足りず、2日目の新幹線までの時間を持て余してしまったことくらい。山形には今年のGWも来て「山寺」なんかの山形からアクセスの良い名所は行ってしまっていたので、正直ネタ切れ状態だった。ようやく絞り出てきた鶴岡市のひまわり畑も、行ってみたらすでに刈り取られたあとで悲しい。けっきょく、去年も行った有名なかき氷店と食べログで評価の高かった蕎麦屋に行った。どちらも美味かった。庄内名物の「麦切」は初めて食べた。

赤塚製氷さんのかき氷

麦切とそばの合盛り @そば処 すぎ

シベールのラスクをお土産に買った(自分用)

今回の満足度的に赤川花火大会はまたリピートする可能性大なので、山形駅周辺で半日でも楽しめること知ってる方いたら、ぜひ教えてください。