迎春記

しがないゲイの日常

MENU

利尻山に登ってきた

利尻山に登ってきた。百名山を登り始めた最初期から行きたい山の一つであったのに、計画を立てるのが遅くて中々実現しなかった利尻山登山。数年越しにようやく行くことができました。今年の登山はこれが最初で最後かなぁ。

日本最北端の百名山

利尻山は北海道の北部「利尻島」にある日本最北端の百名山。"利尻富士"とも呼ばれており、標高は1,721m。島の中央にそびえる独立峰なので、空から見た利尻島は、島というよりは海に浮かんだ山といった感じ。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/431483/

登山ルート

今回は鴛泊ルートで登った。

記録写真

4:10 宿の送迎で登山口のキャンプ場に到着

4:20 日本名水百選の「甘露泉」

冷たくて美味しかった。5℃で一定になっているらしい。

30分ほどは樹林帯

徐々にザレ場になってくる。まだ山頂が見えていた頃

6:05 第二見晴台。最後の眺望

徐々に雲がかかってくる

6:20 長官山(8合目)。猛烈な風

6:30 長官山から鞍部を少し下って利尻岳山小屋に到着

内部は避難小屋と言った感じ

7:10 9合目付近に足場の崩れた箇所が数か所出てくる

強風だったので普通に怖い

7:30 山頂到着!もちろん眺望は無し。残念。

登山感想

  • 当日の登山指数(てんきとくらす)は「C」。雨こそ降っていないものの風速13mという予報で、やや心配しながらの登山だった。危なそうだったら諦めようと思っていたものの、登山道の脇に背の高さほどの樹木が生えている道が大部分だったので思ったより風は凌げた。もちろん見晴台や山頂のような吹きさらしの箇所の猛烈な風だった。紐付きの帽子を持っていって正解。
  • 登山道は全体的にザレ場が多い。上りは良かったが、下りは足元が滑りやすい。
  • 9合目以降に足場が崩れている危ない箇所がある。天気が良い時は問題ないと思われるが、この日は強風が吹いていたため普通に怖かった。
  • 宿が登山口まで送迎が4時出発と早かったおかげで、上りはほぼ先頭集団で登ることができ快適だった。登山道が狭いのですれ違いはけっこう大変。道のサイドは植物が伸びていて分かりづらいが、意外と地面ではないことが多い。実際、道を譲ってくれた方が傍に避けた際に地面のない箇所を踏みこんでしまい転倒するというヒヤリハット案件があった。
  • 久々の登山で高低差1500mは結構疲れた。上りでガンガン登ってしまったが、これ以上獲得標高がある時はもっとペース落とした方が良さそう。

少しだけ利尻島の観光

利尻島へは2泊して、その中日で登山をしたので初日と最終日は少しだけ利尻島内を観光することができた。利尻島の主役は何といっても利尻山。島内のいたるところに利尻山をきれいに眺められるスポットが点在している。

ペシ岬展望台と灯台山。頂上までは結構な登りで良い準備運動になった

頂上から見る鴛泊港と利尻山

"逆さ富士"が見られる「姫沼」(この日は風が強くてだめだった)

オタトマリ沼 (奥に利尻山が見えたはず)

泊まったペンションから見た利尻山が一番綺麗だった

以下は利尻島グルメ。

利尻海藻ラーメン@さとう食堂

まるかじり生ホタテ@磯焼亭

利尻名産といえば「生うに」なのだが、生うに丼が¥10,000と聞いて手が出せなかった。でもオタトマリ沼のレストハウスでギリギリ手が出せそうな「生ウニ軍艦」を見つけたので注文。確かに今まで食べたウニと全然違う。うまい。

もう少しお金持ちになったらまた食べに来ます

それでも2貫で3,000円

以上、利尻島の登山旅行のご紹介でした~。