迎春記

― 手持ち無沙汰なあなたに贈るゲイの小噺 ―

負けず嫌いは是か非か

先日、友人の家でお好み焼きパーティをやったのですが、そこで人生で初めて"桃鉄"をやりました。

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当初からメインの目的はこの桃鉄で、友達からは「みんなで桃鉄やろう」というお誘いが来ていました。僕はここで一瞬迷ってしまったくらい、パーティーゲームがあまり好きではありません。いや、好きではないというか、得意じゃない。

子供の頃は(というか今でも)、大人数よりは少人数かまたは一人でで遊ぶことが多く、ゲームといえばFFやドラクエなどのRPGや、モンスターファームやテリーのワンダーランドなどの育成ゲームばかりやっていました。だから4人でやるようなパーティーゲームをやる機会がほとんどなく、それ故たまに皆でやってもほとんど勝てないんです。それが僕はつまらない。だって負けるのって気持ち良くないから。

"負けず嫌い"って長所か短所かって言われると微妙なライン。負けず嫌い当事者の僕が思うに、負けず嫌いと合わせて"負けを認める勇気"をあわせ持っていないと、結構しんどい性格だなと思っています。

僕は凝り性というか、趣味でも何でも、やるなら徹底的にやり込むし、中途半端になるんだったら最初からやらないという性分なのですが、この性分も"やるなら勝ちたいし、負けるくらいなら最初から土俵に乗らない"という負けず嫌いな側面が影響している気がしています。

さて、そんな訳でそこまで乗り気じゃなかった桃鉄パーティですが、やってみると普通に面白かった。カードの使い方等で多少の経験の差は出るものの、大部分は運ゲーでしたし、そして何より「キングボンビー」というゲームバランスを無視した存在のせいで最後まで誰に何があるかわかりません。僕も名前だけは知っていましたが、如何に狂ってるかを初めて思い知りました。

それはゲーム終盤です。1位と数億円差で追いかけていた2位の友人の元にキングボンビーが取り憑いたのが始まりでした。キングボンビーは、1マス止まる毎に2位の友人から5億近くのお金と、プレイするやる気を吸い上げました。キングボンビーはその後も、1位に取り憑いてゲームを格差を均一化するなんてことは一切せず、1位以外を散々痛ぶり続け、ようやく1位に取り憑いたと思ったら、元の貧乏神に戻ってしまいました。結局終わってみると、それまで1位だった友人がぶっちぎりの1位になっただけ。図らずも"現実の厳しさ"というものを見せつけられた思いがしました。

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▲お好み焼きは、豚玉、海鮮ミックス、納豆の3種。うちの実家で作るお好み焼きは具がキャベツだけのチヂミみたいなものだったので、分厚くてふっくらしたお好み焼きはなんだか別の料理みたいです。