迎春記

しがないゲイの日常

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羽生選手のプーさん問題を考える

今年の全日本フィギュアは、紀平梨花の4サルコウへの挑戦だったり(回避)、4年ぶりの羽生v.s.宇野だったり、高橋大輔のシングル引退試合(アイスダンスへ転向)だったりと、結構ハイライトが多かったんだけど、個人的ハイライトは別にある

さて。Twitterを見てると、クリスマスの日並びが悪い今年は、この土日にクリスマスぱーちー的なものをやっている人が多かったみたいすね。一方の僕は、昨日は家に一人で籠っていたし、今日はスーパーでお寿司を買ってきて、恋人さんと一緒に全日本フィギュア(男子フリー)を見ていたので、クリスマス感はゼロ。まぁ別に気にしてない。だって、日本は仏教の国だろ!(n回目)

そんなわけで、久々にリアルタイムで見ました。男子フリー。正直、羽生くんと宇野くんの演技が見られれば良いやと思っていて、裏のM-1グランプリを見るつもりだったんだけど、他の選手も思ったより面白くて、結局ずっとフィギュア見てた。

何が思ったより面白かったって、ジュニア勢ですよ。特に鍵山くんとか佐藤駿くん。4回転が普通に飛べてるし、佐藤駿くんとか4ルッツ(※基礎点が一番高い4回転ジャンプ)入れてたし。転倒しちゃってたけど、回り切ってたよね(多分...)。いやぁ。今の日本の男子フィギュアは、羽生&宇野がまだ引っ張っていっている時代かなと思っていたんだけど、全然若い有望な選手が出てきてたわ。まだまだ楽しめそう、フィギュアスケート。

...そして、あと一つ注目していたハイライト。それが、あの"お達し"の影響である。

数日前、Yahooニュースに衝撃的なニュースが載った。

headlines.yahoo.co.jp

そう。「ぷーさんシャワー禁止令」である。

羽生選手の演技を見たことがある方はご存じの通り、羽生くんの演技終了後にはファン達によって、羽生くんが大好きなぷーさんの人形が大量にリンクに降り注ぐ。所謂、「ぷーさんシャワー」。

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参考(引用:http://mainichi.jp/graphs/20191207/hpj/00m/050/005000g/26)

そのあまりの数に、一説ではこの「ぷーさんシャワー」が世界のぷーさんの5%を占めるというデータもあるらしい(マジかよ)。

そんなわけで、最終滑走の羽生選手の演技後にちょっと注目していた。すると、見事に何も降り注がれない!...まあ、当たり前か。正直、個人的にあの「ぷーさんシャワー」に関しては、運営が言っているように回収のために進行の遅延になるし、固い部分があればリンクを傷つける可能性のある行為なので禁止には納得である。

でもね、やっぱりファンの方の気持ちも良くわかる。だって羽生結弦は偉大な男。直前のケガを乗り越え、挑戦した平昌オリンピック。フリーで4トゥループがステップアウトした時、3ルッツの着氷で体勢を崩した時。あの時に思わず息を止め、ギュッと手を握り、全身に力を入れて、羽生くんと一緒に耐えた人も多いはずだ。そして、見事オリンピック2連覇。本当に感動しました。ありがとう。そんな偉大な男にね、どうにかしてその感謝を表現したい、そういう気持ちをもつのは、当然じゃないか。

だから、羽生ファンの方の中には、今回の「ぷーさん禁止令」にモヤモヤを抱えた方もいると思うし、正直なところ批判していた僕自身も、何も降り注がないきれいなリンクを見て、ちょっと寂しいなと思った。だから、ここに画期的な代替案を提案する。こちらである。

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 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E9%A2%A8%E8%88%B9

そう。「ジェット風船」。羽生くんの演技終了後、皆で一斉にジェット風船を飛ばすのだ。黄色いやつね。真上に飛ばせば、(多分)リンクに出ていくのは少量だし、たとえ出て行ってしまってもゴムだからリンクを傷つけることもない。え名案じゃない?というわけで、いかがでしょうか?日本スケート連盟の方々。