迎春記

― 手持ち無沙汰なあなたに贈るゲイの小噺 ―

最近読んだ本の感想【読書記録#2~#6】

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ブログを始めるときに絶対にやりたいと思ってたのが、本を読んで書評を書くことです。

 

まあ、読書が好きとは言え、それほど読むわけでもないし、僕が読むのはミステリーのようなエンタメ小説とか、自己啓発本だったりなので、あまり深みのある書評にはならなそう。そもそも書評というか読書感想文って感じだと思います。笑

 

でも昔から読んだ本に★をつけて自分なりに評価をつけるっていうのをやってみたかったので、やっていきます!

 

■評価基準

★★★★★:「人生が変わる!!この本に出合えて良かった!涙」

★★★★☆:「すごく良かった!おすすめ!」

★★★☆☆:「普通に面白い^^」

★★☆☆☆:「ちょっと物足りないかな..^^;」

★☆☆☆☆:「時間返して」

 

#2 凡人道(★★☆☆☆)

凡人道 役満狙いしないほうが人生うまくいく

凡人道 役満狙いしないほうが人生うまくいく

 

 

『2ちゃんねる』の開設者である、ひろゆき氏の本。

 

「普通に生きることこそ、幸せをつかむ最善の道」。帯に書かれたそんなキャッチフレーズと、"凡人"というタイトルの単語に惹かれて読んだ一冊。凡人の自分がきっと共感できる内容が色々書かれているんだろうという期待を込めて。

 

しかし、開いてみると、「日本は微妙な国になる」という中々パンチのある書き出しから始まりました。AIの出現と移民の流入で失業率が悪化、犯罪率も増加し、自殺者が年間3万人を突破。失うものが無い「無敵の人」によるテロ事件の勃発。そんな生きにくくなる日本でどう生きていくかを、ひろゆきさんの観点で解説しています。

 

SNSのインフルエンサー(ゲイ用語で"ツイドル")には振り回されるなとか、お金と幸せは比例しない、とか、内容としては自分も日々感じているものなのですが、そもそも"日本が将来生きにくい国になる"という前提が、どうも気に食わないというか、認めたくない自分がいて、そんなネガティブバイアスがかかった結果、内容があまり心に響かず、実践しようと思うようなものがありませんでした。★は2で。ごめんなさい。

 

#3 時間革命(★★★★☆)

時間革命 1秒もムダに生きるな

時間革命 1秒もムダに生きるな

 

 

ホリエモンが"時間"に対する考え方を語った本。端的に言えば、「他人時間」を減らして、「自分時間」を増やせば、人生の質が上がるよという話。

 

この本で語られるホリエモンのエピソードを読んでみると、「他人時間」を減らすことに対するホリエモンの徹底ぶりがすごい。新幹線で前の人が「席を倒してもいいですか?」と話しかけてきたことに対しても、「自分時間」を奪う行為だとして激怒するレベル(やり過ぎでは)。

 

これだけ書くと、他人を排除し冷徹な人間になれと言っているように見えますが、自分の中の「他人時間」を減らすと同時に、他人の「自分時間」を奪わないように意識しているらしいです。

 

"お互いの「自分時間」が増えるような行動をとる"。これすごい難しいことだと思うのですが、本書に具体的な方法は書かれていません。そんなの自分で考えろ、というか自分の方法がみんなに当てはまるとは限らないという、ホリエモンからのメッセージなのかな。

 

とても勉強になりました。★4です。

 

#4 母性(★★★☆☆)

母性 (新潮文庫)

母性 (新潮文庫)

 

 

「女子高生が自宅マンションから転落。事故か?自殺か?」

 

そんな新聞記事が取り上げられた後、話は「母の手記」と「娘の回想」を交互に繰り返しながら語られていきます。

 

同じ出来事が異なる視点(母と娘)から語られて、物語が立体感を持ちながら真相が明らかになっていく。湊かなえの本は、ずっと前に代表作の「告白」を読んだきりでしたが、確か「告白」もそんな感じでしたよね。普通に楽しめました。★3です。

 

ちなみに僕が以前、恋人さんから来たLINEのことを書いた、神への懺悔風のブログ(「さざ波」)は、この本の「母の手記」の文体を参考にしてました、実は。笑

 

#5 ずうのめ人形(★★★☆☆)

#6 などらきの首(★★★☆☆)

ずうのめ人形 (角川ホラー文庫)

ずうのめ人形 (角川ホラー文庫)

 
などらきの首 (角川ホラー文庫)

などらきの首 (角川ホラー文庫)

 

 ホラー小説って何となく食わず嫌いをしていて、というのも非科学的な題材なだけあって、結末を読者にゆだねるような"もやっと"した終わり方をされるんじゃあないかという懸念がどうしてもあったんです。

 

ですが、映画の「来る」が面白くて、原作の「ぼぎわんが、来る」を読んだらもっと面白かったので、気になっていた澤村伊智さんの次作と次々作を読んでしまいました。澤村さんのホラーは、"もやっと"感はなく、ちゃんと諸悪の根源が明らかになって、それを叩いて、めでたしめでたしという感じなので、安心して読めます。

 

「ずうのめ人形」は、とある怪談話の原稿を読むと4日後に死ぬという、ちょっとリングっぽい設定。ラストの悪霊払いの結末が豪快すぎて、えーって感じです(雑)。普通に面白かったので★3で。

 

「などらきの首」は短編集。短編集ってなんだか物足りないんですよね。1話1トリックって言うのが、コンパクトな感じがして。最後に表題の「ずうのめ人形」が収録されてますが、これは面白かったです。★2.5くらいなんですが、3で。