迎春記

しがないゲイの日常

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【本・映画】

迎春読書録(47冊目~50冊目)

久々に読んだ本の感想をまとめます。「なんで"47冊目"からなの?」と思った方は、X(旧Twitter)で「#迎春読書録」を検索してみてください。 【47冊目】綾辻行人『Another 2001(上)(下)』 【48冊目】ビル・パーキンス『DIE WITH ZERO』 【49冊目】僕のマリ『書…

風邪を引いた年始と療養中に観た映画/Youtube6本

明けましておめでとうございます!2023年、ようやくブログ初めが出来ました。というのも実は、今年は年始からガッツリと体調を崩してました...。 元旦の朝から喉が痛み、乾燥のせいかと放っておいたら、昼過ぎからは寒気を感じ始め、体温を測ってみると39度…

『正欲』あらすじと感想【朝井リョウ】

去年からすっかり積読状態だったのこの本ですが、2022年の本屋大賞にノミネートされたということで読んでみました。簡単にあらすじ紹介と感想です。あらすじの方は"簡単に..."というか結構しっかり書いてしまったので、事前情報無しで読みたい方は、感想…

2021年1月に読んだ本まとめ

こんにちは。しゅんです。今日は僕が1月に読んだ本のご紹介です。良かったらチェックしてみて下さい^_^ 阿佐ヶ谷姉妹『阿佐ヶ谷姉妹ののほほん二人暮らし』 【8冊目】#阿佐ヶ谷姉妹『#阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』#読了。大好きな阿佐ヶ谷姉妹のエ…

『ゾーンの入り方』の内容と感想【室伏広治】

室伏選手がハンマーを投げるときに「うおおおおおお!!!」って吠えるシーンが印象的だが、あの咆哮が使い分けられていることはご存じだろうか。 ハンマーを空気を切り裂くように投げるときには「いええい」。さらに力を入れるときは「ぎええぎ」。空気をつ…

『花の鎖』の内容と感想【湊かなえ】

あー再読したい...。そう思わせる小説だった。舞台は〈アカシア商店街〉。地方都市のT市から在来線で30分奥へ行った田舎町にある商店街だ。名物は、創業80年の老舗『梅香堂』のきんつば。本作『花の鎖』は、その商店街を中心にして、三人の主人公「梨花」「…

BUTTER【首都圏連続不審死事件】

死刑囚ブロガーの「木嶋佳苗」を覚えていますか?『首都圏連続不審死事件』。それが木嶋の起こした事件に付けられた名前だ。当時それなりに話題になっていたから、覚えている人も多いかもしれない。念のため、簡単に事件の概要を説明しておく。 『首都圏連続…

『金閣寺』のあらすじ&感想【三島由紀夫】

年を取るにつれて年末年始に地元で遊ぶ友人が少なくなり、持て余す時間が多くなってきました。でも1年を通して、こんなに時間のある機会は他に無いので、「今年の年末は普段は読まないような本を読もう」と思い、三島由紀夫の『金閣寺』を読みました。 あら…

『世にも奇妙な君物語』のあらすじ&感想【朝井リョウ】

僕は「世にも奇妙な物語」が大好き。一番印象に残っているのは、やっぱり大杉漣の「夜汽車の男」。これはホントに爆笑。あとは鈴木杏の「密告ネット」、キムタクの「BLACK ROOM」、堂本光一の「昨日公園」とかかな。今でも印象に残っているのは。今年は先月…

『i』のあらすじ&感想【西加奈子】

これは、読み終わった後に知ったのだけれど、今週買った西加奈子さんの『i』という本、執筆のきっかけは、LGBTの話を書きたいなというところだったらしい。何かちょっと嬉しい。 LGBTが執筆のきっかけだということ自体も嬉しいけど、それを嬉しいと感じた自…

『他者という病』の感想【中村うさぎ】

こんなエッセイ、他にない(笑) 他者という病 (新潮文庫) 作者: 中村うさぎ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/02/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る 2013年。スティッフパーソン症候群の疑いで入院した中村うさぎは、入院中に突然…

『やりたいことを全部やる!時間術』の感想【臼井由妃】

ブログを始めてからより一層時間が欲しいなと思うことが多くなりました。11月に初めてのフルマラソンにエントリーしたのでその練習も始めたいと思っていたり、仕事でも中堅社員の登竜門的な研修が始まって、8月末には事業部長に自分の"ありたい姿"という…